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チップの活用法 [旅]

チップの習慣は、特に日本人にとっては頭を悩ませるものですよね。
日本に長く住んでいるメキシコ人の友人も同じことを言ってました(笑)

空港やホテルで荷物運びを手伝ってくれた人には1ドルくらい、レストランでは15~20%、ベッドメイキングは払いたかったらいくらかのコインか1ドルくらい?ドルは大体喜ばれるので、1ドル札をたくさん用意しておくと便利です。ですが、他にもルームサービスや洗濯など、ちょこちょこチップを追加して払っていると家計簿を付ける時思い出すのが大変。

オーストラリアはチップなし、と聞きましたし、フランスはチップ込だから心配ないとか?
でも、オーストリアのレストランではチップが少ないと不満を言われ、アメリカの美容院では完全に払い忘れ、その反動でウィーンの美容院では払い過ぎ?
「日本は給料が高いから、チップなんて必要ないんでしょう?」と言ったのはどこの国の人だったか。ずっしり来る言葉でしたが・・・それでも、チップなんて面倒くさい!

ところが、今回その考えがガラッと変わりました。
チップというのは、感謝を学ぶためには素晴らしい道具じゃないかと。
強制されれば嫌ですが、本当にありがとうの気持ちで出すチップは気持ちが良い。

今回、ホテルに泊まった時は、
ベッドの脇、または「チップ歓迎」の封筒の脇に、
毎度折り鶴と一緒に置いてみました。最終日には"Gracias"(ありがとう)の一言を添えて。
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メキシコシティのホテルでは、たまたま午後私がいったん部屋に戻った時に
お掃除の女性が隣の部屋を掃除していて、大きな声で、
「あ、ありがとう!あなたの部屋はもうしっかり掃除しときました!」
折り鶴一つで、こんなにも喜んでくれるとは!

昼過ぎまで部屋にいることもあったグアナフアトのホテルでは、
担当のエレナと話す機会も多く、
洗濯を1日でしてくれたり、掃除の時間を相談して決めたり、
その他いろいろとお世話してくれました。
毎日の折り鶴で「私はもう2つももらったから良いけど○○さんも欲しがってる…」と言われ、最後は残りを全部折って余ったコインと共に置いて来ました。

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私はわずかのお金と折り鶴を置いていただけなのに、なんと、最後にエレナは
「私のことを忘れないで」
とこんな10倍返しのプレゼントをくれたのです。
Elena2.jpg


グアナフアトのお土産品2つに、ペン立てのついたピンクのキリスト像。
こんなにたくさん!なんだか申し訳なくなりましたが、
彼女の気持ちが嬉しくて、今思い出しても感動満タンです。

Elena.jpg

ホテルの住所は分かっているので、日本から何か送ろうかな。

何だかわらしべ長者のような展開?
たかが折り鶴から、愛が広がっていくのを実感することができました。
エレナ! ¡Te quiero! (I love you!)

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